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パッション THE PASSION OF THE CHRIST |
誰も描けなかった、真実ゆえの衝撃。
メル・ギブソンが構想12年、私財を製作費に充て、イエス・キリストの最後の12時間をできる限り史実に従って描いた渾身の一作。脚本はすべてラテン語、アラム語で書かれ、衣装、食習慣から、俳優の瞳の色、顔つきまで変えるほど徹底してリアリティにこだわった。神を冒涜しているという罪で捕らえられたキリストが、ローマ兵の拷問を受けた末に、十字架を背負いゴルゴダの丘へと歩いていく。あまりにも残酷な暴力描写など徹底したリアリズムは世界中に衝撃を与え、波紋を広げた。
反ユダヤ主義を再熱させる危惧から上映反対の声が上がりながらも、公開館数は当初の予定から拡大し、最終的には3043館(4000スクリーン)で公開。大ヒットを記録した。
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